2011年9月1日木曜日

被災地ボランティア第5便レポート 南関東営業所 小峯 ①

「震災から167日」
私たちが到着した日、RQ歌津センターに掛けられたホワイトボードには、そう書かれていました。

825日 南三陸町へ
825日木曜日、アミタグループからの被災地ボランティアの第5便として、私たち5名は東京本社を出発しました。
宮城県道236号線を海側へ向かって走り、山間を抜けかけた頃、道路脇にグシャグシャにひしゃげた車が一台見えました。
「がれき処理のために、一時的に海沿いから持ってきて置いているんだろうね」
と言っていましたが、すぐにそうではないことが分かりました。
同じように鉄くずになった車が、道路脇にたくさん積み上げられているのが見えてきたのです。ここまで、津波が来ていたのでした。


町(だったところ)へ抜けると、まるで中東の戦場のような光景でした。壁だけ、土台だけになった建物、積み上げられたがれき。救急車が多く走っていました。
日本で信じられないくらい大きな災害があったのだと、実感した瞬間でした。

夕方、南三陸町でボランティアを受け入れている「RQ市民災害救援センター」の「RQ歌津センター」に到着しました。

最初の夕食は、各地からボランティアとして入り活動されている方々と一緒に、周辺唯一の食堂「あおぞら食堂」へ。もともと被災者への炊き出し支援を行っていた場所だとのこと。一杯200円のあたたかいラーメンを食べて、明日からの作業に備えます。