2011年9月27日火曜日

被災地ボランティアレポート 【ボランティア9月10日(土):3日目】

南関東営業所の鈴木です。3日目のブログを担当します。

歌津中学チーム参加者:佐中、鈴木

本日の午前中は、全国から歌津中学校へ送付された文庫本、マンガ本、絵本類の整理。

大量に送られた書籍を一旦ある部屋へ保管していましたが、その部屋は「相談室」。

校外カウンセラーの方からも相談室として使用できる状態に早くして欲しいと言われているそうで、目指せ「相談室 兼 マンガ喫茶!?
(二室はカーテンで仕切れるようになっています)

まずは書籍以外の荷物の整理、移動を行い、いざ書籍の選定へ。
善意で送っていただいた本も、きちんと整理しないと生徒が利用できません。
相談室の隣が図書室のため、特にマンガを中心に残して欲しいとのこと。
足りない巻数がないかの確認、どんなジャンルを残すかの検討を、
マンガが好きな数名のメンバーで選び、どんどん本棚へ。

レイアウトもばっちり行い、とっても素敵な相談室へ様変わりしました。

途中、部活帰り?の生徒たちが部屋をのぞいていきました。
学校にマンガが堂々とあるのも不思議だけれど、マンガから学ぶことはたくさんあります。
この部屋での時間を有効に使って、素敵な大人になってね、みんな!


お昼は青森県の地鶏、地豚、地牛のスペシャルメニューを炊出しして頂いた団体様からの
BBQに舌鼓を打ちつつ、午後の作業へ・・・。


午後は、昨日ボラが仕分けしたおもちゃ類(ベトナムからの支援物資)を子どもたちへ配布。
予想以上に人気があり、自分の大きさ以上になった袋を引きずりながら歩く姿がちらほら。
さながらセール会場のようで、保護者&子ども達のパワーに圧倒されつつ、
しまいにはその場で遊びだす子ども達も。
「一緒に遊ぼうよ!」と誘われ、童心に返って8歳児向けのおもちゃで遊んでいました!

中には保護者の方に「そんなに置けないから戻しなさい」といわれ、泣きながら戻す子どもも。
仮設住宅ではスペースが限られて、全部は持って帰れないよね。
友達同士、部屋を行ったり来たりして、色んなおもちゃを楽しんでね!


最後は送られた支援物資の一部が保管されている倉庫(図工室?)の整理。
通常の学校業務で必要な物資(コピー用紙等)と食料や水等の支援物資。
それぞれ必要な時期、タイミングが異なるため、倉庫整理のスペシャリストが必要だなぁと感じました。

二時間程度の力作業、数日間のボランティアなら何てことない作業だけれども、
日々そういった作業を行わなければいけない現地の先生方は、その二時間だけでも体力を捻出するのが大変な様子。
本当に短い時間だけれど、きれいになった部屋にとても感謝&感動され、
うれしくも、物足りない、そんな歯がゆさを残しつつその日の作業は終了しました。

最後は一日共に作業を行ったメンバーで、ハイ、チーズ!
仕事のつながりでいらっしゃったインドの方が3名いて、ナマステポーズで締めくくりました。