2011年8月24日水曜日

被災地ボランティア 第4弾 レポート③ 西日本営業所 吉澤

3日目 820()

■震災ボランティア最終日

震災ボランティア最終日。
本日は、RQメンバーの6名で、
津波によって網に付着したゴミを取り除く、
網のクリーニング作業を行いました。

当日は歌津の海岸前にある建家をお借りして作業を行いましたが、
建家の外壁部分は、津波によって全て流されており、
その壮絶な力が露になった鉄筋部分からひしひしと伝わってきました。



網のクリーニングの目的は、網にゴミが付着していると、
海中に沈めた際に貝類や海藻が繁殖してしまい、
網の利用価値が下がってしまうため、
それを防止するためにクリーニングを行なうとのことでした。

実際、網目に細かな綿や木くず、プラ類、貝殻、海藻等が
付着しており、今回はそれを一つずつ手で取り除きました。




網のクリーニング作業中には、
今回震災に遇われた漁業関係者の方々が、
後どのような形で仕事に就かれるのか。
その様なことを思いながら、作業を行っておりました。


 
■震災ボランティアを終えて

 今回のボランティアを通して、
瓦礫の撤去作業では、主要地区だけではなく、
被災地全体の早急な撤去作業が必要だと感じました。
確かに、以前よりもはるかに瓦礫の撤去が進んでいると思いますが、
まだまだ完全に撤去したとは言い切れません。
また、瓦礫の集積所には相当な量の瓦礫が積んであり、
こちらも早急な処理が必要だと感じました。

また、震災から5ヶ月が経過して、
仮設住宅や電力や水道等のインフラは徐々に整備されてきましたが、
今後は就業支援や定住支援のための地域計画の策定が必要だと
ボランティアの方からお聞きしました。

現在の被災地はまだまだ厳しい状況です。
それぞれが常に被災地や被災者の方々に対して、
想いを持ち続けることが大事だと感じました。

■震災ボランティアを終えて
 今回のボランティアを通して、
瓦礫の撤去作業では、主要地区だけではなく、
被災地全体の早急な撤去作業が必要だと感じました。
確かに、以前よりもはるかに瓦礫の撤去が進んでいると思いますが、
まだまだ完全に撤去したとは言い切れません。

また、瓦礫の集積所には相当な量の瓦礫が積んであり、
こちらも早急な処理が必要だと感じました。

また、震災から5ヶ月が経過して、
仮設住宅や電力や水道等のインフラは徐々に整備されてきましたが、
今後は就業支援や定住支援のための
地域計画の策定が必要だと
ボランティアの方からお聞きしました。

現在の被災地はまだまだ厳しい状況です。
それぞれが常に被災地や被災者の方々に対して、
想いを持ち続けることが大事だと感じました。








2011年8月23日火曜日

被災地ボランティア 第4弾 レポート② 西日本営業所 吉澤

■震災ボランティア2日目 819()
 
震災ボランティア2日目。
本日は家屋の清掃作業ということで、
RQ歌津の拠点から少し離れた場所で作業をしました。
実際に現場へ訪れてみると、主要地区とは正反対の状況で、
ほとんど瓦礫の撤去が終わっていない状況でした。









現場では10人近くのボランティアが活動し、
終日、倉庫内に溜まっていた漂流物を野外へ搬出する作業が行われました。

現場は、泥だまりが多い現場で、大変作業がしづらい状況でした。
また、倉庫内に漂着した冷凍庫から、腐敗した魚介類が現れ、周囲に悪臭が発生。

作業現場全体に、悪臭が漂い厳しい現場作業となりました。
しかしながら、涼しい天候に恵まれた結果、
1日で倉庫内の漂流物の撤去を終えることが出来ました。












そんな中、作業が終わろうとしていた時に、
島県沖で震度5度弱の地震が発生。
津波の高さは50cmとのことでしたが、
全員が無事に高台へ避難しました。

特に被災地への津波の影響はありませんでしたが、
日々このような状況の中で作業をされている方々のことを思うと、
一刻も早く余震の収束を願わずにはいられません。


























2011年8月22日月曜日

被災地ボランティア 第4弾 レポート① 西日本営業所 吉澤

■ボランティア1日目 818日(木)

西日本営業所の吉澤です。

被災地でのボランティアは、

ゴールデンウイーク、

そして今回と2度目の参加となります。

今回は朝9時に

木下、丹下、田部井、末次、吉澤

5人が東京本社に集合し、
宮城県南三陸町へ向かいました。

運転中での車内では、
メンバー内にはボランティア経験者が私を含めて3人がいたことから、
ゴールデンウイーク時のボランティアの内容や被災地の現状を共有する中で、
当日は日差しも強く、真夏日が続いたことから、
被災地での活動が大変な作業になると感じていました。

しかしながら、いざ南三陸町へ到着してみると、
車道の気温表示板には「21℃」と表示してあり、
東京とは10℃近い気温の差で肌寒く感じました。

また、志津川地区や歌津地区では、
以前より瓦礫の撤去が進んでいるとともに、
各コンビニエンスストアや被災地支援の食堂等が設置されており、
以前の南三陸町とは景色が変わっていることに驚きました。








18時頃、今回の拠点となるRQ歌津の拠点へ無事に到着し、
お世話になる方々への挨拶や、テント張り等を終え、
早速ミーティングに参加しました。

ちなみに、
アミタグループがお世話になっているRQは、
ボランティアの団体であり
以下に詳細がありますので御覧ください。
http://www.rq-center.net/

現在、RQ歌津では主に、

①家屋の清掃、
②網のクリーニング、
③写真のクリーニング、
④聞き書き

4つの仕事をしているとのことでした。

    家屋の清掃:被災された方の家屋内にある瓦礫を撤去し、必要・不要物を分別する作業。
    網のクリーニング:網に付着している雑多なゴミを除去する作業
    写真のクリーニング:瓦礫撤去で見つかった写真をクリーニングする作業。
    聞き書き:被災者の方から、歌津地域の文化や歴史をお聞きし、それを文章化する作業。

明日は家屋の清掃作業。
ヘルメットにゴーグル、マスク、作業着のフル装備で頑張りたいと思います。







2011年8月3日水曜日

参加者ブログ 中野(中部営業所) 4日目(7月31日)歌津から東京駅へ・・・ 

中部営業所の中野です。
4日目は歌津から東京駅までレンタカーで移動し、それぞれの家に帰ります。

■明け方の緊急地震速報

少しさかのぼりますが、3日目の夜(つまり最終活動日の夜)、
チームアミタは撤収を済ませ、軽く打ち上げをしました。

震災のこと、今後のこと、会社のこと、それぞれが思いを語った後
心地よい疲れとともに、早めにテントにもぐりこみました。

ぐっすり眠っていると、突然のアラーム。

その数秒後、余震がありました。携帯電話をみると3時55分でした。
後で調べてみると南三陸町では震度3でした。

今回、自分達が活動をした時に感じた地震はこの1回だけでしたが、
まだ余震が続いている事を身をもって感じました。

■改めて、見渡した。

前日から早朝5時には出発しよう、と決めていたので30分だけ寝て
歌津センターを出発しました。


帰路、改めて津波の被害にあった場所に車を少しの間停めて、
目の前の光景をを胸に焼き付けました。(写真)

重機は見渡す限りで2-30台あり、
日中はダンプ車の往来も激しいです。


しかし、震災後初めて現地を見た自分にとっては
まだ、やる事がたくさんあるように見えました。

■沿道の草刈り

再び車に乗り込み、ゆっくりと進みだします。

5時過ぎなので、重機はまだ動いていません。
ガソリンスタンドも空いてません。
(前日に入れておいてよかった!)

しばらく行くと、斜面の草刈をしている人たち
4~5人が見えました。
遠目ではボランティアの方か、被災者の方か
は分かりません。

誰が何をやっていた、そんな事はそれほど
重要な事ではなくて、
朝早くから一生懸命仕事をしている姿をみて、
「はたらく」という事は
本当にありがたい、尊い事なんだなぁ、
と普段では思わないような
気持ちを感じました。

帰りも安全運転で、無事帰宅しました。

今回のボランティアでで色んな方と接し、色んな状況を目の当たりにしました。

やはり、遠くからあれこれ考えるのとは違います。
これを読まれた方は、機会を見つけて是非行ってみてください!!

2011年8月2日火曜日

参加者ブログ 大西(東京本社)

東京本社の大西です。
今回がボランティア2回目となります。


●7月28日(木)

松下・中野・福本・大西の4名で南三陸町へ出発しました。

松下君は首都高速に感動していました。

11時前に東京駅を出発し18時半に現地に到着しました。

現地の状況は暗くてよく分かりませんでしたが、
4月のときと比べてあまり変わっていないようです。

志津川病院も防災対策センターもそのままでした。

前途多難という感じを受けました。



●7月29日(金)

魚網の清掃と災害関連のチラシ折込作業を行いました。

倉庫に置いてあった魚網に津波が運んできたごみが多く絡まっていました。

1日も早く漁ができるように、ということで、清掃を行いました。

際の漁としては、水たこ漁が7月20日頃に再開され、
水揚げされた水たこは東京へ出荷されるそうです。

折り込みチラシは主に災害情報が掲載されたものです。

区長さんがその区の方々へ配布されるそうです。



●7月30日(土)

歌津中学校でのフリー(無料)マーケット応援、
地元の子供たちとのふれあいキャンプ場整備、
夜の花火大会交通整理を行いました。

リーマーケットでは
浴衣、Tシャツ、文具、カップラーメン、惣菜類など
が出せれました。

賞味期限切れ近くなった支援食材
が多くあまっているそうです。

福本、松下、中野
が担当し地元の方々との交流を深めました。



キャンプ場整備では
通路、洗い場、トイレ、テーブル、いすなどの
製作を行いました。

地元の製剤所から頂いた端材を多く使いました。

自動車会社の工場勤務の方、
電気工事をされている方、
蜘蛛の研究をされている超自然派の方
と私の4人がチームでした。

私はトイレ担当で、
森の中でのトイレ場所確保のために整地をしました。

途中から
福本、中野、松下が
トイレの穴掘りを手伝ってくれました。

危険防止のため立ち枯れの木を
松下君がチェーンソーで切り倒してくれました。

雨中での作業のため
4人ともぬれねずみになりましたが、
なぜか気持ちよかったです。


晩御飯は電気工事の方と中野君と大西
の3人で作りました。

蜘蛛研究家の方が炊いた玄米ご飯
を使って、チャーハンを作りました。

いんげんチャーハン、さば缶チャーハン、カレーチャーハン。
たまねぎが余っていたので
福本君が山ほど、微塵きりを用意してくれました。

たまねぎたっぷりの各チャーハンです。

それぞれ驚くほどのおいしさでした!
食後中野君が台所を徹底的に綺麗にしてくれました。

夜には、津波で破壊された水門近くから、
花火が70発打ち上げられました。
打ち上げ花火が大変きれいな反面、
周りのがれきとのアンバランスさに悲しみを覚えました。

海はすごく静かでした。
30m近い津波が襲ったことが今更ながら信じられません。



●7月31日

朝5時に南三陸町を後にしました。

新たに住宅地になる場所は
決まっているそうです。

30mの津波でも安全な場所です。
ファミリーマートも復活していました。

今回のメンバーは製造と営業でしたので、
がれき処理の話を多くしました。

なぜもっと早くできないのか?
アミタがすべきことは何か?
などの同じ想いを4人が持つことができたと思います。

ボランティアがすることは限られてきています。
しかし、
現地へ行き、
自分の目でその光景を見て、
何かを感じることが大切なんだと思います。