東京本社の大西です。
今回がボランティア2回目となります。
●7月28日(木)
松下・中野・福本・大西の4名で南三陸町へ出発しました。
松下君は首都高速に感動していました。
11時前に東京駅を出発し18時半に現地に到着しました。
現地の状況は暗くてよく分かりませんでしたが、
4月のときと比べてあまり変わっていないようです。
志津川病院も防災対策センターもそのままでした。
前途多難という感じを受けました。
●7月29日(金)
魚網の清掃と災害関連のチラシ折込作業を行いました。
倉庫に置いてあった魚網に津波が運んできたごみが多く絡まっていました。
1日も早く漁ができるように、ということで、清掃を行いました。
際の漁としては、水たこ漁が7月20日頃に再開され、
水揚げされた水たこは東京へ出荷されるそうです。
折り込みチラシは主に災害情報が掲載されたものです。
区長さんがその区の方々へ配布されるそうです。
●7月30日(土)
歌津中学校でのフリー(無料)マーケット応援、
地元の子供たちとのふれあいキャンプ場整備、
夜の花火大会交通整理を行いました。
リーマーケットでは
浴衣、Tシャツ、文具、カップラーメン、惣菜類など
が出せれました。
賞味期限切れ近くなった支援食材
が多くあまっているそうです。
福本、松下、中野
が担当し地元の方々との交流を深めました。
キャンプ場整備では
通路、洗い場、トイレ、テーブル、いすなどの
製作を行いました。
地元の製剤所から頂いた端材を多く使いました。
自動車会社の工場勤務の方、
電気工事をされている方、
蜘蛛の研究をされている超自然派の方
と私の4人がチームでした。
私はトイレ担当で、
森の中でのトイレ場所確保のために整地をしました。
途中から
福本、中野、松下が
トイレの穴掘りを手伝ってくれました。
危険防止のため立ち枯れの木を
松下君がチェーンソーで切り倒してくれました。
雨中での作業のため
4人ともぬれねずみになりましたが、
なぜか気持ちよかったです。
晩御飯は電気工事の方と中野君と大西
の3人で作りました。
蜘蛛研究家の方が炊いた玄米ご飯
を使って、チャーハンを作りました。
いんげんチャーハン、さば缶チャーハン、カレーチャーハン。
たまねぎが余っていたので
福本君が山ほど、微塵きりを用意してくれました。
たまねぎたっぷりの各チャーハンです。
それぞれ驚くほどのおいしさでした!
食後中野君が台所を徹底的に綺麗にしてくれました。
夜には、津波で破壊された水門近くから、
花火が70発打ち上げられました。
打ち上げ花火が大変きれいな反面、
周りのがれきとのアンバランスさに悲しみを覚えました。
海はすごく静かでした。
30m近い津波が襲ったことが今更ながら信じられません。
●7月31日
朝5時に南三陸町を後にしました。
新たに住宅地になる場所は
決まっているそうです。
30mの津波でも安全な場所です。
ファミリーマートも復活していました。
今回のメンバーは製造と営業でしたので、
がれき処理の話を多くしました。
なぜもっと早くできないのか?
アミタがすべきことは何か?
などの同じ想いを4人が持つことができたと思います。
ボランティアがすることは限られてきています。
しかし、
現地へ行き、
自分の目でその光景を見て、
何かを感じることが大切なんだと思います。