4日目は歌津から東京駅までレンタカーで移動し、それぞれの家に帰ります。
■明け方の緊急地震速報
少しさかのぼりますが、3日目の夜(つまり最終活動日の夜)、
チームアミタは撤収を済ませ、軽く打ち上げをしました。
震災のこと、今後のこと、会社のこと、それぞれが思いを語った後
心地よい疲れとともに、早めにテントにもぐりこみました。
ぐっすり眠っていると、突然のアラーム。
その数秒後、余震がありました。携帯電話をみると3時55分でした。
後で調べてみると南三陸町では震度3でした。
今回、自分達が活動をした時に感じた地震はこの1回だけでしたが、
まだ余震が続いている事を身をもって感じました。
■改めて、見渡した。
前日から早朝5時には出発しよう、と決めていたので30分だけ寝て
歌津センターを出発しました。
帰路、改めて津波の被害にあった場所に車を少しの間停めて、
目の前の光景をを胸に焼き付けました。(写真)
重機は見渡す限りで2-30台あり、
日中はダンプ車の往来も激しいです。
しかし、震災後初めて現地を見た自分にとっては
まだ、やる事がたくさんあるように見えました。
■沿道の草刈り
5時過ぎなので、重機はまだ動いていません。
ガソリンスタンドも空いてません。
(前日に入れておいてよかった!)
しばらく行くと、斜面の草刈をしている人たち
4~5人が見えました。
遠目ではボランティアの方か、被災者の方か
は分かりません。
誰が何をやっていた、そんな事はそれほど
重要な事ではなくて、
朝早くから一生懸命仕事をしている姿をみて、
「はたらく」という事は
本当にありがたい、尊い事なんだなぁ、
と普段では思わないような
気持ちを感じました。
帰りも安全運転で、無事帰宅しました。
今回のボランティアでで色んな方と接し、色んな状況を目の当たりにしました。
やはり、遠くからあれこれ考えるのとは違います。
これを読まれた方は、機会を見つけて是非行ってみてください!!